「幸せふんわり」という言葉がぴったり
いつも穏やかな笑顔がこぼれる早川さん。
毎年ご自宅の庭の大きな鬼柚子を頂くのが楽しみです(笑)
ご自宅は足利と聞いて、遠いところから通って頂いて有難く思います。
先日、早川さんのお宅に伺うとお庭もお部屋も花でいっぱい。
十三年くらい押し花絵を習っていたそうで、大好きで心の支えだった先生の形見の大きな押し花絵の額が目を引きました。
そして、飾り棚には茶器や年代物の器も飾ってあり、一目で器好きなのが分かりました。

そんな早川さんは、今年が2回目の作品展参加です。
第6回(昨年)作品展の早川さんの作品
今回はWEBでの展示という事で、制作者の早川さんに制作の裏側や現在の日常の事をインタビューしたいと思います。

昨年と勝手が違って、色々とお手間を取らせてしまい申し訳ございません。
でもこうやって作品をお披露目する場所を作ってくれてありがたく思いますよ。


第7回作品展の制作テーマは何ですか?
いつも楽しいものを作りたいと思っています。
でも不器用だから毎回おっかなびっくり、怖がりながら創っています。
ですが、それが作品に仕上がると、その分とても嬉しいです。
自分で創った作品が毎日使えるのも嬉しいですよね


2019年6月からは、新しい技術に色々チャレンジされましたものね。
では、今回の作品を見ていきましょう。
2020年WEB展示会作品について
ティータイム準備中


同じ柄で揃えていたんですね。
別々のタイミングで制作していたので、私は気が付きませんでした(汗)
ティーポットと金彩の二つのカリキュラムレッスンをやってみて、いかがでしたか?
蓋の金彩の仕上がりがマダラになってしまい、どうしようかと思いましたが、手直しが効くんですね。
やり直して良かったです。
もう一度金を塗りなおしてきれいになってほっとしました。


お皿の縁にぐるりと金彩を塗るまでがカリキュラムですが、お皿の縁のカタチが真っ直ぐではないので…
もう少し落ち着いてからの宿題にします。


ゆっくりやりましょう。
大丈夫ですよ。
ご自身のペースで。
放射線とスズランのマリアージュ


何が難しかったですか?
完成のイメージがイメージできないまま重ねて、切って、剥がして…
でも、ストライプがピタッとあって、自分でもちょっとビックリしましたよ。
蓋は本体より楽でした。


本当はもっと難しいモノにもチャレンジしたいけど、今は、楽しく作って、日常で使えるモノを作りたいです。
スキルアップは徐々にやろうと思います。

バラの角皿


初めておひとりで制作してみて、いかがでしたか?
1人で集中するのも時に必要なのでしょうが、やっぱり、皆さんとおしゃべりしながらのレッスンの方が愉しいですね。

空飛ぶ気球(カッテイングボード&ココット)


自宅のお皿を使って、作品を創ってから先生にLINEで確認したら
「ヤマザキパンのお皿はガラスだから、白い器でも白磁用の転写紙は使えないんです。」
と言われて…ショックでした。
せっかく創ったのに…って。
でも、こうして一つ一つ勉強していくんだなと思いました。

こちらが、転写紙を貼ってしまったヤマザキパンの白いお皿(特殊な強化ガラス製)
確かに見た目ではわかりませんね。
写真は尚更わからない!
同じ柄で揃てみたくなり、音符の転写紙が使いたくて気球との組み合わせを思いついて、音も気球も風に乗って飛ぶのも良いかな…と。
カッテイングボードの作品を創ったので気分が晴れ、楽しい気持ちになりました。
この柄は使うだけで、気分が明るくなります。ポーセリンアート大好きです。


そういうキッカケで想像力に羽が生えた感じになったり。
制作って時にそういう効果もありますからね。
ココットは、スープチューリンの小さい版として使えますよ。
最近はスープチューリン蒸し野菜用のドレッシングを、ココットに作って添えています。
とても便利だし、自分で創ってなんですがお洒落なんですよ。

お嫁さんへのプレゼント(スープチューリン)


お嫁さんからなんて言われました?
私の作品を見ては「きゃあ可愛い♪」とか「私もポーセリンアートを習いたい!」と言って、とても喜んでくれます。
そんなことを言われると、どんどん作ってあげたくなりますよね。
今では、スープチューリンの使い方も覚えてくれました。
便利さがわかってきたようです。


スープチューリンは本当に便利なので、うちも毎日使っていますよ。
実用的でお洒落な食器を作るのが、エムラリック流ですからね。
ジャガイモとかアスパラガスとか、季節の採れる野菜を毎日蒸しています。
スープチューリンで野菜を蒸すとお鍋で茹でるより美味しくなるんです。
甘味が凝縮されて、味の違いが判り、家族も美味しいと喜んでくれます。
茹でるよりも栄養価もあると思います。

お揃いのカレー皿

同じようなお皿を家族分を作りたいですね。
そうしたら、もっと楽しくなるかなと思いました。


あれ良いなと思いました。
あんな風に家族のお皿を作りたいと思います。


よろしかったら、神田さんにコメント入れてみてください。
神田さん、喜びますよ!

ポーセリンアートとの出会い

りかさんのFacebookで見て知っていました。
素敵だなと思っていたけど、ポーセリンアートは難しそうで自分には無理だと考え過ぎて、やらずにいました。
長い間押し花絵を習っていて心の支えになっていたのですが、押し花絵が終わり、また違う心の支えになる長く続けられる趣味が欲しいと思っていました。
何か愉しみがないと人生がつまらないと思っていたので…
そんなタイミングの2018年6月24日の作品展で、ポーセリンアート体験をして楽しかったので、私にもできるかなと思いました。
何度かイベントの体験会を経て教室に参加しました。
不器用なのでとても無理と思っていましたが、レッスンが楽しくてポーセリンアートが大好きになりました。


体験会のピーターラビット柄のハート皿がでしたね。
作品展の入口で撮ったお写真を見せていただいて、私もあの日の体験会を思い出しました。長い期間ありがとうございます。
でも、色々と創りましたね。
あ、そういえばあの小皿は、なんでも持っていて、器用で色々できる多趣味なお友達にプレゼントしたら、
とても喜ばれて、私はすごく嬉しかったんです。
そこからすぐ楽しくなってきましたね。

WEB作品展について

今年は残念ながら作品の現物が見れませんが、WEB開催になると、その分ポーセリンアートの楽しさをたくさんの人に見てもらえます。
会場に来られない友人知人に自分の趣味を発信できるので、みんなの反応が楽しみです。
これは私にとっての良い記念になると思います。
何度かご一緒した栗原さんが切り絵の技術も持っているなんていうことが記事でよくわかりますし、会話形式の説明文がとても良いです。


WEB開催でもやってよかったです。
今後の会場開催の作品展までに皆さんがお顔を覚えて、それぞれ声が掛けられますしね。
オンライン作品展は大正解です。
開催してくれてありがとうございます。

これからのこと

グラスは創ったことが無いんです。
カレー皿も創りたいし、やりたいモノがたくさんあります。


ガラス皿、サラダボールや小鉢も、夏に向けてご用意しましたいので、楽しく選んで創りましょう!
友人を誘って足利出張教室を再開させたいです。
ポーセリンアートという長く続けられる楽しみを持ったしあわせ。
毎日の繰り返しの中で生きていくための張り合い。
自分の思うものと違う心の財産に出会えました。
これからも、もっともっと気づきがありそうで期待しています。


どうもありがとうございました。
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