デイサービスセンターななみ様にて、ボランティア活動
太田市デイサービスセンターななみ様の「トキメキ活動」で26名の皆さまとポーセリンアートを愉しみました。
ポーセリンアートのトキメキ活動も5回めとなりましたが、毎回新鮮な気持ちで体験して頂いています。
両親と同じ位の年齢の方やさらに大先輩たちと会話をしながらのトキメキ活動は、私もみなさんから元気をいただきます。
今日のお題は、これからの季節が出番の『鍋敷き』
15cmタイルを材料に皆さんの個性を発揮していただきます。
トキメキ活動中は、私は皆さまのお席の周りをぐるぐる回って、お話ししながら製作のお手伝いです。
今回のアシスタントは、私のポーセリンアート教室の生徒さんで北本市の久美さんにお願いしました。
職員さんたちにもお手伝いして頂き、和気あいあいで全員「トキメキ&汗かき」一生懸命に活動しました。
皆さまに使って頂く転写紙は、1つずつ切って小さい袋に小分けしています。
ハサミを使う必要がないので作りやすいんですよ。
転写紙切り抜きの下準備で1日を費やしますが、無心になれる作業は結構好きです。
みなさまにお好きな柄を選んで頂きたいので、私はアトリエでチョキチョキ・・・。
ちなみに、今日の参加者26名に対して90セットの転写紙を用意しました(笑)
たくさん用意した甲斐あって、みなさん楽しそうに転写紙を選んでくださいます。
転写紙を選ぶときも私がお伝えするまでもなく、
「食いしん坊だから果物の柄にしよう」とか
「お花が好きだから」
「メインが風景の転写紙だから、ここにこれを入れて」
デザインを考えながら「想像を巡らせ」「思いを馳せ」て、イメージを膨らませて。
そういう時間は、日常の中ではなかなか作り出せない貴重な瞬間だと思います。
まさに脳トレ!
この時間を創り出すために、たくさんの転写紙をチョキチョキするんですよ(笑)
さあ今日はこれから、どんな作業をするのか?
みなさんの視線は私の手元に集中です。
ご年配の方にも愉しくポーセリンアートしていただくために、毎回工夫を凝らした不思議な道具(笑)が登場します。
今回の秘密道具は、ティツシュペーパーとペットボトル。
これを使うと、テーブルを汚さず手早く作業が出来るんです。
職員さんがとても感激していました!
体験する方の中には、手に痺れのある方がいらっしゃったそうです。
職員さんのお話によると、
「作業に集中して、両手を工夫しながら使って転写紙を丁寧に並べいたので、私たちも話しかけずに見守っていました。」
「手助けなしに作り上げたことで、ご本人が満足感と達成感を感じていました」とのことでした。
使わなければ、ますます調子が悪くなり硬くなってしまう「手指」
愉しみながら手指を使うポーセリンアートに
職員さんも私も、ポーセリンアートの「リハビリとしての効果」を確信しました。
一緒に写真を撮りましょうとお誘いしたら「恥じらいの笑顔」
こんな可愛らしくて自然な感情表現、見ている側はとっても嬉しくなります。
予定時間で転写紙の貼り付け完了。
みなさん、それぞれ個性的に仕上がりました。
「せっかく作ったので鍋敷きにするのは勿体無い」と口々におっしゃるので、
「飾り皿のように立てて飾ったり、袋菓子を乗せてお客様にお出ししてはいかがですか?」と、ご提案しました。
みなさん、嬉しそうに納得の表情を浮かべてくださいました。
エムラリックは、2020年から更にボランティア活動に力を注いでいきます
脳トレ、リハビリとしてのご活用はもちろん、地域コミュニケーションの一つとして、「器の絵付け=ポーセリンアート」を取り入れてはみてはいかがでしょうか?
エムラリックの『ポーセリンアートボランティア活動」についてご興味のある高齢者向け施設、地方公共団体、婦人会や子供会の皆様、まずはお気軽下記のフォームよりお問い合わせください。