第7回エムラリック作品展 神田知子さまの作品

 毎日の食卓に愛を込めて

今日ご紹介する作品の制作者は神田知子さんです。

神田さんは、アート系のボランティアや読み聞かせのボランティア活動をしていて、いつもとてもお忙しい方。

美術館にもよく足を運んでいて、そのFacebook投稿を拝見して、私も美術館に出掛けることがあります。
コラージュも趣味?プロ?なんですよ。白猫の「ももたん」が家族のアイドルです。

下の写真は「ももたん」ではありません(笑)

今回はWEBでの展示という事で、制作者の神田さんに制作の裏側や現在の日常の事をインタビューしたいと思います。

松島
松島
作品制作お疲れ様でした。
プライベートの超忙しいタイミングと重なってしまいましたが、出展ありがとうございます。

早速ですが、今回の作品のテーマをお伺いしても良いですか?

「日々の食事を、お気に入りの食器を使って楽しむ」ですね。

食器は、買うよりも自分で作り出す方が楽しいという事を、りかさんに教えてもらいましたから!

神田さん
神田さん
松島
松島
本当にそうですよね。
Facebookに投稿した作品&お料理写真で、楽しみ具合も拝見しています。

お嬢さんもたまにアトリエに来てポーセリンアートを楽しんでくださって嬉しいです。

※こちらのグラスは娘さんの作品です。
お庭の花にグラスが映えますね。

 2020年 WEB展示会作品

家族のためのテーブルコーディネート

猫の柄は、私と娘達用ですね。
カレーやパスタを、カフェ風によそってみたくて、作りました。

他の二つは主人と長男用。
組み合わせが無限に作れる北欧柄の転写紙は面白かったけれど、イメージ通り作るのに、苦労しました。

神田さん
神田さん
松島
松島
普段このお皿は、何を召し上がるときに使っていますか?
カレーやパスタが多いですかね。
神田さん
神田さん

ある日のお庭パスタランチ withももたん (Facebook投稿写真より)

夫婦のためのテーブルコーディネート

我が家は毎朝パン食なので、そこで使える食器を選んでみました。
転写紙の色彩やデザインがクリスマス風なので、一年中使えるように、先生にアドバイスいただきながら、工夫して貼ってみました。
神田さん
神田さん
松島
松島
このパン皿について、ご主人の感想は何かありましたか?
主人は…気がつきませんでした(笑)
神田さん
神田さん
松島
松島
残念!
男性ってそんなもんよね…

自分のためのテーブルコーディネート

一人でゆっくりお茶を飲む時間を楽しめるよう作りました。
レースの透けた感じがとても綺麗で、思わず転写紙を追加で注文してしまいました。
神田さん
神田さん
松島
松島
この柄を気に入ってくださって、私も嬉しいです。
松島
松島
これ素敵ですね!
キラキラ!お嬢さんの作品を組み合わせるとこんな感じになるんですね。
最近はガラスの器にハマっています。
グラスは、次女の#stay home作品。
在宅ワーク中、娘と二人で休日のお家時間にまったり創りました。

こんな時だからポーセリンアートするのも楽しいです。
自宅でできるのも良いところですよね。

私も、次女と同じ転写紙で作ったところ、これが面白い。
透明なので貼る場所によって、重なり合ったり浮き上がったり…
見る方向によっても、全然違う表情を見せてくれる
(*^_^*)

これから暑くなるので、ガラスを使う機会も増えるし、楽しみです。

神田さん
神田さん

ポーセリンアートとの出会い

松島
松島
ところで、
知子さんがポーセリンアートを始めたきっかけを教えてください。
2016年5月に藤岡市鬼石の「オニヴァ」で、体験レッスンを受けたことがきっかけですね。
神田さん
神田さん

※神田さん初ポーセリンアート作品、切り絵と転写紙の組み合わせ
GooglePhotに過去の写真を発見しました。

松島
松島
初体験の方に「切り絵のタイルアート作り」をテーマにしてしまった伝説の体験会でしたね(汗)

参加者の皆さんに大変な思いをさせてしまいました。
でも懐かしいです。

あの時は本当に苦労しましたよ(汗)
体験会なのに、まさかカッターで絵柄を切り出すとは…

でも、その後に転写紙を使う事がすごく楽に感じましたけどね。

神田さん
神田さん
松島
松島
その後も、アレに懲りずに何度かイベント会場での体験会に参加して頂きましたよね。

本当にありがとうございます。

2016年6月の熊本地震の寄付集めイベントにて ポーセリンアート体験会のハート皿

松島
松島
普通に転写紙を貼るポーセリンアートをやてみてどうでしたか?
絵が描けなくても、素敵な食器が作れることがわかって嬉しかったです。

白い食器の中に、いろいろな世界が展開できるのが、魅力でした。

神田さん
神田さん
松島
松島
知子さんがコラージュを作っていると伺っていたので、きっとポーセリンアートも好きになってくれると思っていました(笑)

デザイン決めいつもは真剣そのものですよね。

そうですね。
そこが一番楽しいかもしれません。

完成のイメージを思い浮かべながら絵柄を選ぶのは本当に楽しい作業です。

神田さん
神田さん
松島
松島
作品展も2017年から3回参加してくださってますね。

4回目の今年の作品展はオンライン開催になってしまいましたが、この点についてはいかがですか?

2019年の神田さん出展作品(第6回作品展より)

皆さんの作品を実際に見られないのは残念でしたが、会場になかなか来られない人に見てもらえるのは、良かったと思いますね。
神田さん
神田さん
松島
松島
会場が太田ですと、藤岡からはちょっと遠いですからね。
それからオンライン開催のお陰で、みなさんの制作秘話的なお話を知れるのは嬉しいですね。

昨日投稿された栗原さんのコメントもとても参考になったし、私も挑戦してみたいな、と思いました。

これから、皆さんの作品が続々と見られるんですね。
毎日楽しみです。

神田さん
神田さん
松島
松島
それを聞いてホッとしました。良かったです。

では最後に今後作ってみたい器や、やってみたいカリキュラムはありますか?

貼り方によっていろいろな表情を見せてくれるガラスの魅力にはまっています。
なので、しばらくは、ガラス作品が続くかもしれませんね。

実は、ポーセリンアートに出会うまで、それほど食器って気にかけていませんでした。
でも、食卓を彩るのに、とても大切な存在なんですね!

今は、自分で作った食器をどう使おうか?毎日ワクワクしています。
これからも、日々のテーブルを豊かにするため、ポーセリンアートを学んでいきたいと思っています。

神田さん
神田さん
松島
松島
どうもありがとうございます。

神田さんの初作品、タイルと食器の違いはありますが、それ以上に神田さんのアートがパワーアップしていることが、今回の作品を見ると一目瞭然です。

器を作るとお料理も楽しくなりますよね。
器にあわせて色合いを工夫しますし、色合いが美しい料理は、栄養バランスも整うものです。

これからも日常生活・家族の食卓を大切にポーセリンアートも愉しんでくださいね。

神田さんのように器を作ってみたくなった方は、お問い合わせください。

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エムラリック  本庄アトリエ
埼玉県本庄市児玉町児玉134-1

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