都内で一人暮らしをしている息子くん。
赤羽駅からアーケードを通り過ぎたところのアパートに住んでいました。
『赤羽は住みやすい』と、大学４年の1月に私が薦めたんです。
しかし、就職して落ち着いて、そこそこお金が自由になったらしく、9月初旬に突然電話で
『母さん、俺9月で引っ越すから』
？？？ マジか！
これが、お皿作り替えのキッカケでした。
まあ折角だから、新しい部屋で都会のおしゃれ一人暮らしをしてみたいですよね！
なんか多少怪しい気もするけど、そこは母としては突っ込まない(苦笑)
上のお皿の真ん中あたりに、細かく黒いキズが付いているのですが、紺色を貼るならキズは見えなくなるだろうと思って『大丈夫！』と、お気に入りの角皿をリメイクしました。
フチに立ち上がりのある角皿。
どうやって作ろうかなぁ？
ぶっつけ本番で作ったので、角の部分を少し失敗してます。
しかも手間の掛かるフチ金彩希望で、2回焼成Σ(-᷅_-᷄๑)
『マズいなぁ〜。でも作り直したくない！ま、焼いてみるかな！』くらいな感じで焼成(笑)
仕上がりを見てみると、あら不思議！
アラが目立たない^_^
何も言わずに息子に手渡しました。
その結果、このお皿が彼の一番のお気に入りとなりました(笑)
実際は、もう少し暗めのシックな紺色です。
前回納品した丸皿 フチ金彩付き
これも前回納品したパン皿 直径19cmを2枚
同じようなお皿が、IKEAに売ってましたが、重さが全然違いましたよ。
さすが美濃焼の白磁！モノが良いので、薄く軽いです。
そして、今回返品されたお皿たちです。
これも美濃焼の良いお皿だけに、返品は可哀想。
でも、もしかしてお皿じゃなくて苦労した自分が可哀想だと思っちゃってるのかも？と、複雑な母心です。
今度の追加オーダーは、消毒用アルコールを入れて使いたいというローションポンプ。
消毒用アルコールは、ウィズコロナ時代の必需品ですからね。
磁器製で重さがあり、四角いカタチは押した時に安定感があって、とても使い勝手が良いんですよ。
息子くんは、グレージュで作って欲しいとのことで…またもや新しい課題付きオーダー。
真面目に寸法を測って作る面倒なオーダーに、『薄い色は失敗した時にアラが目立つんだよ。イヤだなぁ』と、心の声が漏れそう…。
今回は塗りと転写紙の両方を、10日(土)までに作る予定でしたが、忙しいので断念しました。両方作る理由は、仕上がりにかなり違いが出るからです。
どんな風になるか、イメージは脳内で完成しましたけどね。
そして、息子は転写紙の方を選びそうな気がします。
どちらにしても、残った方は新カリキュラムの見本として活用するつもりです(笑)
母を『パシリ』のように扱う息子よ！
こんな風に、自分好みの器を作ってもらえることに、是非とも感謝してもらいたいな。
先週土曜日に差し入れたビーフシチューなのに、4日後にお皿と一緒の写真付きで感想を送ってくるとは…。
こういうところも、調子が良いのか悪いのかわからないヤツです。
この食器で彼女とご飯を食べるのかなぁ…という想像はしないようにと思っても、ついつい想像してしまう私でした(苦笑)
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