生前骨壺は長寿のお守り
はじめに…
永遠の眠りにつかれた方が、安らかにおやすみになる骨壺ですが…
生前に墓石に「赤い文字で名前を入れると長生きする」というのと同様に、生前に”自分の骨壺”を作っておくことは、明治以前には多く見られたもので、縁起が良いとされていました。
骨壺の役割
骨壺は火葬が終わったご遺骨を納める壺です。
故人のご遺骨を納め、供養するという大切な役割があります。
日本人はほぼ100%が火葬されるため、ひとり1つは必要な器なのですが、
埋葬されてしまうものだからか?今まで骨壺のデザインはあまり重要視されてきませんでした。
ちなみに、私が調べた終活ノート5冊の中には、骨壺の記載はありません。
*分骨のために2つ以上の骨壺をつくる地域や風習もあります。
昨今のお墓事情
お墓を作らないという選択
その1
〜新しい埋葬方法〜
・樹木葬
・海洋葬
・ダイヤモンド葬
・宇宙葬
その2
〜合同埋葬と寺社埋葬〜
・ロッカー式納骨堂
・永代供養型納骨堂
その3
〜墓じまい〜
日々ご葬儀事情が変化しているこの頃ですので、上記項目の解説は今後準備ができ次第に動画配信?音声配信?していきます。(ただいま準備中)
なぜ生前骨壺を創るのか?
人生100年時代と言われるけれど、実は70代に入ると健康ではいられない?
統計上は、約10年不健康な状態で生きることになります。
平均寿命−健康寿命=不健康寿命
2022年の厚生労働省の統計によると
平均寿命 健康寿命 不健康寿命
男性 81.47年 72.68年 8.79年
女性 87.57年 75.38年 12.19年
健康でいきいきした人生を過ごせるのは、70代までなのでしょうか・・・。
統計上ではありますが、この数値を意識したことはありますか?
生前骨壺で”命の時間”を再認識できます。
生前骨壺を目にすると、自然に最期の日を意識し、生きている今に感謝するきっかけになります。
生きている間にやりたい事、会いたい人、食べたいもの、行きたい場所なども浮かんでくるかもしれません。
魂手箱(たまてばこ)はオーダーメイド骨壺
「魂手箱」はオーダーメイド絵付けの生前骨壺です。
皆さまの人生と同様に、一つ一つ全て絵柄が違います。
お名前やメッセージなどの手書きの文字入れて、より自分好みに仕上げられます。
魂手箱の制作は、晩節(ばんせつ)カウンセリングを通じて人生を振り返ることから始め、あなたの大切なものを探す工程から始めます。
カウンセリングの中で魂手箱に描きたいデザイン決めていき、その後は下絵・色付け・焼成の工程を繰り返して完成に至ります。
晩節カウンセリング
晩節(ばんせつ)とは、晩年の人生。人生の総仕上げに差し掛かる頃を指します。
言い換えると”シニアライフ”のことです。
そして晩節カウンセリングとは、心理カウンセリングの手法を基にして、魂手箱制作のヒアリングで確立したオリジナルのカウンセリングです。
晩節カウンセリングでは、初めにご趣味や楽しかった思い出などを聴かせていただきます。
晩節カウンセリングはもともと人生を振り返り、骨壺に描き出すイメージ作りを目的としていました。
しかしその効果はそれだけでっはありません。
例えば「こころを軽くする」「問題を整理できる」「考え方のクセを認識できる」などが挙げられます。
悩みやこころの不調を一人で抱え込んでいる方は、カウンセリングを受けることで、気持ちを軽くする効果が期待できます。
晩節カウンセリングを受けることで「他の人にわかってもらえた」「話ができてすっきりした」といった感覚を持つことができます。
話すことで緊張や不安が和らぐ方もいらっしゃいます。
心の中の気持ちを言葉にすることで、今の状況や自分の考えを整理することができます。
例えば、カウンセリングを受けることで「出来事の根本的な問題は何か?」「自分は何が嫌だと感じているのか?」などについて、あらためて考えるきっかけが得られます。
上手く自分の気持ちや状況を把握することで、解決に向けての新たな一歩へ繋がる可能性もあるでしょう。
自身の考え方を客観的に認識できます。
例えば、健康・お金・人間関係の不安なども、第三者であるカウンセラーが専門的な立場から話をすることによって、本人は他の視点から物事を考えることができます。
結果「このままでも大丈夫」「自分でも気づかなかった長所に気づいた」「人に恵まれた人生を過ごしてきた」など自信に繋がることもあります。
晩節カウンセリングは1回40分で、LINEビデオ・ZOOM・メッセンジャーなどのオンラインの対面となります。
ご要望がある場合は、直接面談も行いますので、ご相談ください。
晩節カウンセリングでは、過去を振り返り、現在を確認し、これからの人生をどのようにしたいかシニア期の未来について考えます。
その中で魂手箱のイメージも浮かんできますので、それをヒアリングしてデザインを創り上げます。
人生を振り返る晩節カウンセリングの30分無料体験も実施していますので、お気軽にご体験ください。
【魂手箱制作の流れ】
【0】人生を振り返る晩節カウンセリング
→30分無料/1回
【1】魂手箱制作のための説明
骨壺は地域やしきたりによってサイズが異なるため、確認のために制作前ヒアリングを行います。
①ヒアリング
・お住まいの地域、家族構成等
・宗教、宗派
・ご葬儀や納骨
・骨壺サイズ
骨壺の形と名称
骨壺サイズ
【2】制作お申込み
①晩節カウンセリングのスケジュール決め(40分カウンセリング×2回)
②一部入金(銀行振込or PayPay送金)
③カウンセリングシートの事前記入
④1回め晩節カウンセリング
⑤2回め晩節カウンセリング
*追加カウンセリングをご希望の場合は別途調整させていただきます。
【3】魂手箱のデザイン決め
→ラフ画や写真をご提示してイメージの共有
【4】 見積作成→提出→内容確認
→残金入金(銀行振込またはPayPay送金)
【5】材料手配
【6】仮制作…15cm前後の皿等で試作
①デザイン確認
②デザイン手直しor変更
③デザイン確認
*デザインの変更は一回までです。
デザインお任せの場合は、こちらからの質問にお答えして頂き、大まかなデザインをご提示してデザイン決定となります。
↓デザイン決めのための試作例(小皿)
この試作で、デザインや色味の確認をしていただきます。
ウェッジウッド風の既存柄試作例(丸皿)
既存柄で試作例(角皿)
手描き試作例(角皿)
【7】本制作
①デザイン確認
②焼き付け→完成
焼き物のため、下絵を焼き付け後に多少色味が変わる場合がございます。
骨壺の形やサイズ、絵柄により制作期間はかわりますので、ご了承ください。
納品は、完成後に宅配便による配送となります。
プライベートなお品物のため、過去の制作品の公開を憚る方もいらっしゃいるため、サイトでの公開は控えておりますが、個別の無料カウンセリングや説明会でご覧いただけます。
↓こちらは私の実母の骨壺で、初めて描いた骨壺です。(描きかけの段階)
こちらは私の母の骨壺で、一面手描きで裏面が既存柄です。
この骨壺制作秘話のについては別の機会に。
②商品仕様とおよその制作期間(7寸の場合)
仕様 制作期間
・イラスト手描き・蓋&本体一面 1.5ヶ月
・プリント柄・蓋&本体二面 1ヶ月
・プリント柄・蓋&本体一面 3週間
・名入れのみ 10日
制作費用は、骨壺サイズ、絵柄、カウンセリング回数により異なりますので、お問合せください。
※手描きの場合は、絵柄によって制作期間が長くなる場合がございます。
お客様のご要望により、お揃い柄のお供えセット(仏飯器、仏具湯呑み、お供え物用の皿、お線香立て)もご用意いたします。
生前骨壺「魂手箱」、晩節カウンセリング、お供え3点セットに関するお問合せはこちらから
運営者情報
運営者 | M-LaRic (エム ラリック) |
運営責任者 | 松島 理香 |
所在地 | 〒367-0212 埼玉県本庄市児玉町児玉134-1 |
電話番号 | 090-8464-1482 |
メールアドレス | rika@m-laric.com |
URL | http://www.m-laric.com/ |
サービス内容 | ・オーダーメイド絵付け白磁器の制作販売 (食器,骨壺,インテリア雑貨) ・オリジナル絵付け白磁器販売 ・ポーセリンアートポーセラーツ教室 ・認定講師カリキュラム |
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